我が家と、時々ムスリムのお友達のお話と。

我が家の日常のお話と、ムスリムのお友達のお話と。

ムスリムの断食 ラマダーン

主婦、二児の母。

日本の田舎生まれ、田舎育ち。イスラム教徒ではありません。

ムスリムイスラム教徒)のお友達が出来て家に遊びに来てくれるのだけど、今までの人生ムスリムと関わりがなく戸惑うことが多い。

御茶菓子は?一緒にご飯って何なら食べれる?彼らとかかわっていくこと、食べ物中心に書いています。

昔の記事を読み返すと恥ずかしかったり、感覚が変わったりしているので、見直し書き直しをしています。記事が前後します。ご了承ください。

 

2017年ラマダーン

今年(2017年)も始まりました、断食。

2017年は5月27日から6月25日まで。

ラマダンとは。。。

イスラム歴(ヒジュラ暦)の第9月。 この月の日の出から日没までの間、ムスリムの義務の一つ「断食(サウム)」として、飲食を絶つことが行われる。

飲食を絶つことが行われる。「ラマダーン」を断食のことと誤って捉える人も少なくないが、ラマダーンとはあくまでもヒジュラ暦における月の名である。イスラム暦で9月を意味するラマダンにコーラン預言者ムハンマドに啓示され、イスラム教徒にとってラマダンは聖なる月となった。

この月において、イスラム教徒は日の出前から日没にかけて一切の飲食を断つことにより空腹や自己犠牲を経験し、飢えた人への共感を育むことを重視する。また共に苦しい体験を分かち合うことでイスラム教徒同士の連帯感は強まり、多くの寄付や施しが行われる。

断食中は飲食を断つだけではなく、喧嘩や悪口などの忌避されるべきことや、喫煙や性交渉などの欲も断つことにより、自身を清め信仰心を強める。

 

                           Wikipediaより

 

 ちなみにこのイスラム歴は私たちが普通に使っているカレンダーとはちがうので、毎年行われる期間が変わります。今の日本は昼が長くて夜が短いのでムスリムにとってはちょっぴりきついラマダーンになりますね。
 
日本で生活しながら行う断食
日本ではムスリムと接する機会がないという人が大半ではないかな?私も以前は一度もムスリムと出会ったことがなく、今こうして彼らについて学んでいます。そんな日本で行う断食は大変なようです。
職場や学校でみんなが飲食していても、飲食できないし、誘惑にも勝たなければいけない。これ食べない?と誘われても、今断食中なのでと説明しなければならない。日本で行う断食は母国で行う断食よりもちょっときついもののようです。
 
断食を行う理由が素敵
毎日美味しいものが食べられて、好きなものが飲める幸せって忘れてしまいがち。食べられない人を思い、同じ思いを感じるために断食するなんて素敵じゃないですか?
それを信仰している全員でしているなんて!!

断食って簡単にいってもそう簡単じゃないですよね!暗いうちは飲食できるとはいえ、明るい間は飲食しないのはやっぱり大変。明るい間食べられない反動か暗い時間にたくさん食べすぎて、逆に太る人や、普段より食費がかさむ家庭もあるのだとか。面白い話ですよね~断食月に太ったり、食費がかさむなんて。。。

飲み物も飲めないと暑い時期は体調を崩す心配もありますね。
 

2019年ラマダーンは5月6日頃から始まります。

今年は5月6日から6月4日までだそうですよ。

このブログでは詳しくは取り上げませんが、ラマダーンイスラム教徒の宗教心が高まるのでテロに警戒するようにというニュースがでますね。

先日スリランカでテロがありました。

2016年はバングラデシュ ダッカで、2017年はアフガニスタン カブールでラマダーン期間中にテロがありました。

この時期には外務省も渡航警戒情報を発表しています。https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2019C049.html

ムスリムが全員テロリストではありません。

悪いのはテロリストであり、ムスリムではありません。正しく理解すべき点だと思います。